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故人のおくりびと「納棺師」って?

映画「おくりびと」で話題になった納棺師

 

親族が亡くなった場合、ご遺体を一度自宅に戻す人が多いです。

病院で亡くなった場合でも、親族が顔を見に来ることがありますし、斎場や焼き場の予約を取るのに時間がかかることがあるためです。

自宅にいる間はドライアイスなどで身体を冷やしていて、ご遺体が腐敗するのを防ぎます。

その後、お通夜や葬儀のために棺に入れて斎場まで運ばれます。

 

「納棺師」は、故人を棺に入れるというのが仕事で、あの世への旅立ちをお手伝いするというとても神聖な職業です。

ご遺体と向かい合い、残された家族から故人へ贈られる想いを代わりに伝え、そして安らかに眠りにつけるお手伝いをする仕事です。

 

映画「おくりびと」で話題になった職業でもあり、ご家族が亡くなった人は納棺師に依頼したいと考えている人も増えているようです。

遺品 納棺師 ブログ01

納棺師はどんな仕事をするのか

 

納棺師という職業については、名前は知っていても、どんな仕事内容なのかは知らないという人は少ないでしょう。

ここでは、納棺師がどんな仕事なのかについて解説していきます。

 

納棺師の仕事(1)含み綿を使って表情を整える

 

ご遺体が病院から自宅へと運ばれてきた場合、死後硬直で筋肉が落ちる前に、ご遺体の口の中に綿を入れて、笑っているような口元にするという作業です。

安らかに眠っているように見えるように綿を詰めてくれるので、多くの方に喜ばれます。

 

納棺師の仕事(2)湯灌(ゆかん)

 

棺に入れる前のご遺体を、湯灌(ゆかん)します。

湯灌とは、ご遺体の汚れをお湯で落とすという作業です。

大掛かりな作業なので、数人の納棺師によって丁寧に清められます。

故人の身体が腐敗しないようにドライアイスなどで保管しているのですが、それでも皮膚などが腐敗してしまうことがあるので、納棺前に湯灌で汚れを落とします。

身体の汚れをしっかり落とすことで、現世での苦しみや悩みなどを落として、安らかに眠ることが出来ると考えられています。

湯灌をする場合は、自宅のお風呂などは使わず、納棺師が持ち込んだ小さな浴槽を使って行うことが一般的です。

 

病院で亡くなった場合は、看護師などによって点滴や手術痕を隠したり、尿や排泄物を洗浄したりするエンゼルケア・エンゼルサービスを受けます。

エンゼルケア・エンゼルサービスを受けると身体が清潔な状態になっているため、湯灌を省略することがあるようです。

 

・ご遺体をぬるま湯につけることで逆に腐敗が早くなる

・親族や納棺師に故人の裸を見られたくない

 

という理由で湯灌をしないという選択も可能です。

湯灌をしない場合は、エンゼルケア・エンゼルサービスを受けていることが前提になります。

 

納棺師の仕事(3)着替えを行う

 

仏教の葬儀では、経帷子(きょうかたびら)へ着替えが必要になります。

経帷子は、白い着物のことで、お経や朱印が描かれているため、迷わずに浄土へと向かえると考えられています。

死に装束とも呼ばれますが、新しい旅立ちに故人を思う気持ちから「旅立ちの晴れ着」とも呼ばれています。

湯灌が終わったご遺体は、経帷子を身につけます。

そして、ドライアイスなどで身体の腐敗を防ぐように、布団に横たわります。

遺品 納棺師 ブログ02

納棺師の仕事(4)化粧や髭剃りなどを行う

 

病気で亡くなった方や事故で亡くなった方は、肌の色が悪い不健康な印象になってしまいます。

そこで、ヒゲを剃ったり化粧を施したり、眠っているような顔に仕上げることも仕事です。

棺を開けたときに「眠っているみたい」「生きていた時と同じような笑顔だ」などと友人や親族の方々の悲しみに寄り添いながら、故人が安からな眠りにつけるようにしています。

特に、メイクの仕方やお気に入りの服などは、ご家族と相談をしながら行います。

 

納棺師の仕事(5)ご遺体を棺に入れる

 

旅立ちの準備は親族の方と一緒に行います。

棺に入れる際、経帷子の上に故人が気に入っていた衣服を乗せて一緒に斎場へと運びます。

故人の身体を傷つけないように、慎重に運び、車で斎場まで移動します。

最後のお別れの際に花を入れたり、手紙を入れたりするのは葬儀の後になります。

葬儀後は、棺に蓋をして、火葬場まで棺を運びます。

 

この5つが、納棺師の大まかな仕事内容です。

 

納棺師へ依頼するにはどうしたらいいのか?

 

故人を想い送り出してくれて、残された家族にも寄り添ってくれる納棺師。

せっかくならば納棺師に依頼したいと考える人は多いようです。

どのように依頼をするべきなのか、料金の相場など気になる部分があると思いますので、ご紹介していきます。

遺品 納棺師 ブログ03

納棺師への依頼方法(1)斎場の納棺師に依頼する

 

納棺師は個人で契約をするよりも、斎場と契約している・斎場のスタッフが納棺師として働いていることの方が多いです。

個人で納棺師に依頼するよりも、斎場の納棺師に依頼する方がスムーズです。

故人が亡くなってから、斎場や火葬場の手続きなどで慌ただしくなるので、斎場の空きを確認した際に、納棺師がいるか確認してみましょう。

納棺師になるための資格はないようですが、納棺師になるための専門学校があったり、斎場スタッフでもおよそ半年から一年間の研修した人でなければ納棺師にはなれなかったり、納棺師になるまでの道のりは険しいです。

逆に言うと、斎場にいる納棺師は専門学校を出ている、もしくは特別な研修を受けている人ということになるので、安心して任せることが出来るでしょう。

 

斎場の納棺師の料金は、斎場のトータル金額に含まれています。

含み綿や化粧などはサービスの一環になっていることが多いのですが、湯灌はおよそ5万円で追加することができます。

その際、多くのところではエンゼルケア・エンゼルサービスを受けているか聞かれるので、病院でどのような処置が行われたか応えるようにしましょう。

 

納棺師への依頼方法(2)納棺師専門に依頼する

 

映画「おくりびと」のモデルになった、納棺師の木村光希さんのように、納棺師専門で行っている人にお願いをしたいという場合もあります。

木村光希さんは納棺師としてプロフェッショナルとしてテレビに出演、納棺師の専門学校を設立するなど華々しい活躍をしています。

納棺師に直接依頼する場合、「おくりびとのお葬式」という、納棺師が行っている葬式のパックがあるので、そちらを依頼するようにしましょう。金額は、家族葬で40~60万円です。

 

納棺師専門の葬式を選ぶと、斎場に依頼するよりも少しだけ値段が上がりますが、納棺師が取り仕切ってくれるので、安心して任せることが出来ます。

故人が安らかに眠れるように、ご家族が満足のいくお別れが出来るように、納棺師に仕事を依頼するのもよいかもしれませんね。

 

まとめ

 

今回は、納棺師の仕事の内容と依頼方法についてご紹介しました。

大事なご家族の方が亡くなるときは必ず訪れます。

そんな時に今回ご紹介した納棺師に依頼することも一つの手段ですので、ぜひ検討してみてください。

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